腎臓の役割詳しく解説   <余分な水分除去&体液のバランスを調整&血圧を調整>
腎臓の役割詳しく解説   <余分な水分除去&体液のバランスを調整&血圧を調整>

腎臓の役割詳しく解説   <余分な水分除去&体液のバランスを調整&血圧を調整>

血液の老廃物や過剰な水分をザルで濾すようないイメージのザルが腎臓になります。

そのザルの目がつまり水が流れにくくなったり流れるべきゴミが目詰まりにより流れない状態が腎不全となります。

役割

  1. 老廃物の除去
  2. 余分な水分除去
  3. 電解質を排泄
  4. 体液のバランスを調整
  5. 血圧を調節
  6. 赤血球を作る
  7. ビタミンDを活性化

以上の8つが腎臓の役割です。

今回は8つの腎臓の役割を詳しく解説していきたいと思います。

余分な水分除去&血圧を調整&体液のバランスを調整

皆さん新型コロナウイルスも2類相当から5類へ移行し、飲み会の機会や外食が増えてきていませんか。

今回は、腎臓の役割の余分な水分の除去と血圧調整について話していきたいと思います。

体液量のバランス調整&水分除去とは

腎臓の働きとして体液量を調節するという機能があります。

健常な方は体の60%程度が水分となっています。

成人男性だと60%程度、成人女性だと55%、生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)80%、逆に高齢者だと50~55%が水分量だといわれています。

そのように人間の水分の割合は決まっていますが、飲み会や食べ放題・飲み放題などで水分を大量に摂取した場合でも腎臓の働きにより水分を排出して体の体液バランスを調節してくれています。その時の大量に水分を摂取した場合の尿は尿の組成上薄い尿を生成して大量に排出(水分の除去)してくれます。

逆に真夏のスポーツなどで大量に汗をかいた場合には尿の組成上濃い尿を生成することで老廃物を少ない尿で排出(水分の除去)してくれます。

血圧の調整とは

正常な腎臓については「体液量のバランス調整&水分除去とは」で話した通り体液の割合を腎臓で調節してくれますが腎不全の場合にはその機能も衰えていきます。

腎臓で例えられるザルの目詰まりにより余分な水分除去機能が衰え体の体液量の割合が通常の60%だった場合それ以上になってしまいます。

その余分な水分はむくみにもつながりますが、水分増加により血管内の血液量が増えることにもつながり心臓にも悪影響を与えます。

左の図のように腎機能が低下すると

余分な水分により血液の量が増加します。

血液量が増加した血液は心臓に戻り、その血液を心臓が体全体に循環させるために押し出します。

押し出す血液の量が増えることで血圧が上がります。

血圧がったことにより腎臓へ血液が流れる圧も高くなることで腎臓への負担も増加します。

腎臓への負担が増加することで腎機能がさらに低下する。

このように負の循環ができてしまうことがわかります。

この負のにより心臓への負担も多くなることにより合併症として心不全や余分な水分が体にたくさん溜まり血管では保てなくなった水分が肺へ水が溜まることで呼吸不全(溢水)と呼ばれる合併症がでてきてしまいます。

肺、心臓、腎臓という臓器は呼吸、循環、代謝の生きるために不可欠な機能を有しており、一つの臓器が悪くなるとほかの臓器も悪影響が出てきてしまいます。

そのような合併症を起こさないために今後も一緒に勉強していきましょう

現在、日本の10人に1人は慢性腎不全(腎機能が落ちて3ヶ月以上戻らない)になっていると言われています。

食生活、運動、原疾患の積極的参加は慢性腎不全の大きな予防効果となります。

健康寿命を延ばし自分で自分のことができる楽しい生活を送るようにしていきましょう。

今後もよろしくお願いします。

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腎臓の役割と構造 (mediocre-health-professional.com)

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#プロフィール – 平凡で多忙な医療従事者が語る 日常ブログ (mediocre-health-professional.com)

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公益財団法人 日本腎臓財団:腎臓って何をするところ? (jinzouzaidan.or.jp)

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