腎臓の役割詳しく解説   <赤血球を作る>
腎臓の役割詳しく解説   <赤血球を作る>

腎臓の役割詳しく解説   <赤血球を作る>

血液の老廃物や過剰な水分をザルで濾すようないイメージのザルが腎臓になります。

そのザルの目がつまり水が流れにくくなったり流れるべきゴミが目詰まりにより流れない状態が腎不全となります。

役割

  1. 老廃物の除去
  2. 余分な水分除去
  3. 電解質を排泄
  4. 体液のバランスを調整
  5. 血圧を調節Detailed explanation of the role of the kidneys – Making red blood cells
  6. 赤血球を作る
  7. ビタミンDを活性化

以上の8つが腎臓の役割です。

今回は8つの腎臓の役割を詳しく解説していきたいと思います。

赤血球を作る(腎性貧血) とは

腎臓にはホルモンを作る機能があります。

その作るホルモンの一つにエリスロポエチンという血液(赤血球)を作れと命令するホルモンがあります。

腎臓悪くなり機能が衰えた状態(腎不全)の場合はエリスロポエチンを作る機能も低下するため貧血状態になる場合が多くなります。

このエリスロポエチンは人間の場合90%は腎臓で生成され、残りは肝臓で生成されます。

よって腎不全になることは人間のエリスロポエチンという血液を作れという命令が極端に低下することが想像できます。

以上の内容で貧血になるということを腎性貧血と言います。

また、貧血には他の原因でなる場合もあります。

種類原因
腎性貧血血液を作れという命令のエリスロポエチンの低下
鉄欠乏性貧血血液を作るための材料となる鉄(Fe)が不足
巨(大)赤芽球性貧血赤血球の合成に必要な造血ビタミン等の不足
再生不良性貧血骨髄機能低下
溶血性貧血赤血球が破壊が亢進し、造血が追い付かない
※原因がわからない場合もあるが、薬剤などの場合もある

以上のように貧血の種類はほかにもありますが腎不全による腎性貧血も貧血の種類の一つにあります。

腎不全が進行すると「腎臓の役割詳しく解説   <電解質を排泄>」でお話しましたが、カリウムイオン (K+)などは野菜・果物に特に多く入っています。

カリウムイオン (K+)は心臓を動かすための重要な電解質であるためにカリウムイオン (K+)が血中に過剰に多くなった場合は心臓の機能がゆっくりになってしまったり、重症の場合は心臓が止まってしまう場合があります。

よって腎不全になった場合は生野菜や多くの果物を摂取することができないために鉄(Fe)が不足してしまうことがよくあります。

このことで、腎不全の方は腎性貧血と鉄欠乏性貧血の両方の原因により貧血が進行してしまう場合があるのです。

現在、日本の10人に1人は慢性腎不全(腎機能が落ちて3ヶ月以上戻らない)になっていると言われています。

食生活、運動、原疾患の積極的参加は慢性腎不全の大きな予防効果となります。

健康寿命を延ばし自分で自分のことができる楽しい生活を送るようにしていきましょう。

今後もよろしくお願いします。

↓↓腎臓の構造と役割についてはこちら↓↓

腎臓の役割と構造 (mediocre-health-professional.com)

↓↓よければプロフィールも読んでね↓↓

#プロフィール – 平凡で多忙な医療従事者が語る 日常ブログ (mediocre-health-professional.com)

↓↓腎臓財団の「慢性腎臓病(CKD)にならないために」↓↓(イラストもありわかりやすいよ)↓↓

公益財団法人 日本腎臓財団:腎臓って何をするところ? (jinzouzaidan.or.jp)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です